まだ、メイドカフェというものが今ほど表立たずにいわば都市伝説に近いものだった頃に行ったときの実体験。おそらく2004年末か2005年初めのもの。(追記:2007-09-07)
その日は知り合いのPCがヤバイ状態だというので調整しにいっていた。
とりあえずOSから入れなおしてやった。
治ったあとこんな会話をしていた。
知り合い:今から俺のPC復活祝にメイドカフェいかない?
俺:マヂかよー、いく?
(この時点での2人の会話はまだ冗談だった。)
俺:じゃぁ、ちょっとぐぐってみっかぁ
知り合い:おう
俺:こんなん出たぞ
とりあえず俺たちは出てきた一番上のサイトをクリックしてみることに。
そこにはメイドカフェの紹介がたくさんあった。
俺:ちょっと待て、マヂでいくのか!!?
知り会い:え?行ってみる?
こうして俺たちはなぜだか行くことになり、リンクされてる秋葉のメイドカフェ全部を調べることにした。調べてるうちに店員が二次元で表現されてる店を見つけた。
…他の店はSTAFF、写真でのってるよな?なんでここだけ
怪しさ爆発だったのでスルーしますた(´・ω・`)
俺:メニューとか結構普通なんだね。
知り合い:料理の頭についてる「萌え萌え」とか「妖精さん」とか抜かしたらね。
俺:営業時間が23時までとかあるんだけどそれ以降のメニューは「夜のご奉仕」に変わるのかな?
知り合い:ありえそうだよね。
とか味のない会話しながら秋葉まで突撃しにいきました。
俺:俺らもまた新たな経験をするんだね。
知り合い:汚れたネ
俺:今日寒いし「あたためてください」って言ってみるかぁ
知り合い:向こうも職だしやってくれるかもな。
とか会話しながら歩いてるうちに見つけました。
テレビで出たおなじみガチャポンショップのとこの6Fにあるだとか・・
とりあえずエレベータの前にたつ俺たち。
俺:ちょっと待て5Fまで行ってから階段でのぼって様子見ようぜ
知り合い:俺もそう思ってた。
そしてエレベータで5Fまで行き、階段をのぼる俺たち。
いくぜ偵察部隊!!とか言ってノリノリだった俺。
覗いたとたんマヂでびびりしました。
無理だ!!ここは!!
・・・とマヂで雰囲気に圧倒されてました。
つーかね、階段から見た感じがケーキとか見えて照明が暗い感じで
ちょっとよさげな喫茶店っぽいのよ。
それとメイドカフェっていう観念から圧倒されて入れませんでした。
知り合い:他んとこいこーぜ・・
俺:そうだね・・・。
戦に負けて逃れる戦国武将みたいな気分で俺らは逃げました。
そのもう一軒まわったほかんとこは入る前にやめた。
その店も6Fにあったわけだけど
1Fの店の音楽に圧倒された。
…いや、ここは絶対無理だろ。
上級者向けだ。何も知らない僕ら子羊には無理だ。
というわけで結局さっきのとこに引き返すことに。
1Fのエレベータでまた戸惑う俺たち。
知り合い:どうする?
俺:ここまできたら行くしかないだろ。
などとずっとたむろっていてハタからみればぁゃιぃ人たち。
いや・・あやしくはないか、秋葉原だし。(PAN!!
そう話してる数秒後後ろから5人の勇者たちがエレベータに入っていた。
…
2F・・・
…
3F・・・
…
4F・・・
…
5F・・・
…
6F・・・
キタ━━━━ヽ( ゚▽゚)ノ━━━━!!!!
よし突撃!!!!! そして入った俺たち。 「いらっしゃいませ、お客様はお二人様でしょうか?」 普通すぎて、愕然。 ご主人様とかじゃないんだね。 そりゃ、ご主人様はお二人様ですかぁ? とか言われたら嫌だよ。 しかも、ご主人二人って何?って感じだし とりあえず席に座る俺たち。 とりあえず思ったこと。 ジョナサンの店員がメイド服着てるだけだ!!!! 店員なんかよりもまわりの客のほうが濃い。 「『15歳の女の子にお兄ちゃんやめて』って言わせる」 だとかそんな会話してます。 …('A`) あれだろ、お前ら奈良の幼児誘拐事件の真犯人だろ。 とりあえずメニューを見て決めることにした。 日替わりケーキAにしドリンクメニューを見た。ホットティー メイドがお傍でおつぎいたします (確かこんなような文だった。
よっしゃ、おぢさんドリンクはホットティーにしちゃうぞー! 知り合いはカフェ・ラテにすることに。 そしてオーダーする俺たち。 やっぱりファミレスとかわんね。 なんで俺らはあんなにびびっていたんだろう。 ここは初心者に優しいメイドカフェではないか。
数分経ち注文の品が届いた。 あ・・あれ?あのメイドさんめちゃくちゃゆっくり歩いてね これもサービスの一つなのかな? とか思ってある程度近寄ってから気づいた。 ま、まて!!!カフェ・ラテが満タンであふれそうじゃん! だから慎重に歩いてるのか‥ これも店のサービスなんだよな、うん。 優しい知り合いはテーブル前きたとき手で受け取りました。 そしてお待ちかねのホットティーきました ・・と思ったけどついでくれるサービスってそのへんのレストランと変わらんのよね。 もうわざわざ書くことでもないし・・・ね?つーか書かないでいいよね? 紅茶を飲み終わりまわりを見渡した。 水のサービスがとにかくいいことに気づいた。 よし、おぢさん水たくさん飲んじゃうぞー! とか馬鹿な発想をして6杯くらいついでもらいますた。 その後俺らは適当に雑談をして出て行った。
知り合い:よし今度はメイドカフェめぐりをしよう。
俺:予算は5000円だ。
自信をつけた俺らは次の予定までたててしまった。 水を何杯も飲んだ俺の帰宅後の腹の調子は言うまでもない。