最近の俺はセックスという行為があまり好きではない。
こんな内容のものを書くのも以前、ある女の知り合いと電話をしていたときにセックスについての話題が出たからだ。
簡潔に述べれば、電話をしている中で下ネタの話題になり、エスカレートしていき、何故か相手がそういった行為をしたいという話になり、それを拒んだ。それに対し、「男の人って皆したいって思ってるんじゃないの。」や「気持ち良いしいいじゃん。」などといったことを言われた。
セックスを好きな人とするべきなどといった思考は俺は持ち合わせていない。自他ともに傷を負うようなことがなければ、誰であろうと勝手にやってればいいと思う。好きだからセックスをするといった変にロマンチックなものに言いくるめようとするもののほうが理解し難い。
ただ、俺個人の意見を謂うならば、男全員がそのように思っていると思われるのは甚だしいし、気持ち良い=好きとされるのは如何なことかと思ってしまう。
自分の男としての本能的なものだけで考えるならば、眼前にすればそういった欲求は出るだろうし、行為をしたらしたで当然快楽を得ることは間違いない。しかし、だからといって、行為が好きという端的なものには至らない。性とは別に俺という人間の個人的感情からはセックスは好きではないし、寧ろ嫌悪すら感じる。
尤も、セックスという行為が好きでないだけであって、セックスの話題や一般的な下ネタの話題が好きではないというわけではなく、寧ろ好んでそういった話題はする。
ただ、会話でそれを楽しむのが好きなだけであって、あまりにもディープなものであったり、生々しい話題であったり、そういった行為を相手が求めてきたならば、すぐさま興醒めしてしまう。
ま・・正直どうでもいいね。
形に囚われる人とは話せない。其れが最近思ったこと。